フラメンコの魅力

スペインに古くからあった民族音楽にグレゴリオ聖歌、アラブ音楽、ジプシー音楽、ユダヤ音楽、ヨーロッパのクラシック音楽等の要素が加わり、 19世紀に、歌(カンテ・フラメンコ)とギター(トケ・フラメンコ)と踊り(バイレ・フラメンコ)の三つを柱とする現在のフラメンコが出来上がったと言われています。 手拍子(パルマ)やハレオ(かけ声)も、フラメンコを彩るに忘れてはならない要素です。

曲種のリズムには、コンパスという最小単位があり、その中に曲種特有のアクセントがあります。独自の旋法と奏法により、悲哀を感じる曲種から明るく華やかな曲種まで表現に富んでいます。様々な要素が絡まって、観る者をその世界へ引き込んでいきます。

民族芸能の枠を超え、芸術性の高い舞台作品等も上演されており、今や世界中で親しまれているフラメンコは、2010年にはユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。